心の病気をお持ちの方が、日中の居場所として利用したり、同じ経験をした仲間と触れ合える場として利用する場所です。
活動していく中で、自信をつけ社会復帰の場として利用していただけます。
活動への参加は自由で、ゆっくり休みに来る人もいます。
日中いつでも出入りが自由ですので、個人の状況に応じた利用をしていけるようになっています。
就労継続支援B型、就労継続支援A型、一般就労の仕事をしている人でもご利用いただけます。
「ふらっと」の活動は、皆で意見を出し合って決めていきますので、参加する人が利用しやすいと思える環境を作っていく事が出来ます。
昼食作り

毎週火・水・金に、メンバーとスタッフが協力をして昼食作りをしています。
メニュー決めから、買物・調理・配膳に至るまで、それぞれができることを選んで活動しています。費用は1食200円で提供しています。
パン・お菓子作り

月に1回、お菓子作り、パン作りをしています。パン・お菓子とも費用は1食100円で気軽に楽しめるものになっています。
お菓子作りの時以外でも、誕生日のメンバーさんのリクエストでお菓子を作ることもあります。「ふらっと」のメンバーになると誕生日をお祝いしてもらえます!!
サークル活動

・グルメサークル
月1回、チラシには載っているけど、普段では、なかなか行けないお店へ行って美味しいものを食べて、楽しもうという趣旨のサークルです。
・園芸サークル
ふらっと農園やプランターに育っている植物や野菜を管理しています。育てた野菜、ふらっとの昼食作りに振舞われます。
その他の活動

・フライデーナイト
月1回、金曜日の夜に参加者を募って夕食会を開催しています。仕事が終わった人が参加しやすいようになっています。皆でワイワイ楽しく食事をしたりしています。仕事の疲れを癒しませんか?
・レクリエーション
ミーティングで行き先や催しを考えてイベントを企画します。年に1回、宿泊レクもあります。「クラブハウスゆうせん」と合同で、スポーツ大会・クリスマス会・忘年会・お花見をしたりもしています。休みの日にエンジョイしませんか?
・スポーツレク
毎月1回、水曜に地域の体育館を借りてバドミントンや卓球などのスポーツをしています。誰しも少なからずスポーツの経験があると思います。ハードにやる訳ではありませんので、気分転換に参加してみてはいかがでしょうか?
毎週 火・水・金曜日
昼食づくり
毎週 水曜日
施設内清掃
毎週 火曜日
ミーティング
毎週 木曜日
パン作り
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開所日 月 ~ 金曜日
(土日、祝日はお休み)
8:30 ~ 17:30
曜日によって活動がありますが、ゆっくりするスペースもあり、必ず活動しないといけないことはありません。午前中で早退する人もいれば、午後から来所する人もいます。
仕事が終わった後に夕方まで過ごしていかれる方もいます。それぞれの体調や都合に合わせて利用することができます。
みんなで余暇の時間を楽しみ、交流するためにレクリエーションを行っています。
バーベキューやお花見、クリスマス会、外出レクや宿泊レクなどを行います。

少しずつ取り戻してきた居場所(Mさん)
私は、20代後半の時、仕事の急な変化についていけず体調を崩しました。病気になり年月が経ち、市役所で紹介された「ふらっと」に行く事になりました。
スタッフの人がとても親切で、抱えていた不安はなくなっていきました。初めてレクに参加した時も人見知りで警戒心が強くて、右も左もわからない状態でいた時、メンバーの皆さんがやさしく接してくださり少しずつ緊張などが取れていきました。
現在は、朝から夕方まで1日を通して行くようにしています。スタッフの方に「家族に対する気持ち」「仕事を辞め、目標をなくした時」「昔のことを思い出し泣いていた事」などを話したときに、自分が今まで言えなかった気持ちや思いが、自分の心の中に押し込んでいて誰にも悟られないようにしていた事に気づかせてもらいました。
「自分の気持ちを心の中にしまわずに出していかないと辛くなるよ」と言われたときは自分の心の中にある引っかかるものが少し動いていく感じがしました。
私自身何か言いたくてもなかなか言えない事に直面して相談した時も「ふらっとは自分の意見を言っていいところだから自信を持っていいよ」と言われた時、「私も思った意見を皆に言って伝えてもいいんだ。皆と“同じ”なんだ。独りでなんでも抱え込まなくていいんだ。」と想い、涙が出たことがあります。
みんなで決めることには自分の意見を間違っていてもいいから言うこと、どんなに小さな事でも話をするようにしています。
病気を経て(Sさん)
私の病気は、強迫性障害とうつです。強迫性障害になったきっかけは中2の洗濯物がきっかけでした。「服をきれいに洗えているか」「洗濯機からちゃんと服を取り込めているか」「落ちていないか」と突然不安感に襲われ、洗濯機から離れられなくなりました。
それがきっかけで病院に行き、以降カウンセリングも受け、症状は落ち着いたと思っていました。しかし急に体調が悪くなり入院する事になりました。入ったところは閉鎖病棟で強い不安感があり、できたことは洗濯と日記を書く事ぐらいでした。入院生活中は、自分で気持ちを抱え込んでしまい感情が抑えきれず泣く日々でした。
退院後、「ゆうせんの就労継続B型」を紹介してもらいました。わずかながらお金をもらう事がうれしかったですが、しばらくして人間関係でつまずき孤独になる時があり、それが自分の中で保つことができず「ゆうせん」を辞めてしまいました。
その後しばらく引きこもっていましたが、新しく「ふらっと」が出来ると聞いて行ってみました。
「ふらっと」では人間関係の事も解消され、少しずつですが私の居場所になっていきました。もちろん最初は誰とも話せませんでしたが、居心地良い環境でそれまで自分で距離を置いていたスタッフとも会話などをして距離が近くなっていき、他のメンバーさんとも話せるようになったり、皆との話し合いで意見が言えるようになったりしていきました。
なによりも皆がゆったりと過ごしているので、私もゆったり過ごすことが出来ています。
入院をする前は仕事を普通にしていたので「ふらっと」でも出来る事をして一人暮らしもしてみたいです。頑張っていきたいです。
事業所名 | 地域活動支援センター ふらっと・相談支援事業ふらっと |
所在地 | 岐阜県各務原市蘇原興亜町4-4-1 |
開所日 | 月曜日 ~ 金曜日 / 8:30 ~ 17:30(土日、祝日休み) |
連絡先 | 058-389-5141 |
●JR高山本線「蘇原駅」より徒歩 約15分
●名鉄各務原線「三柿野駅」より徒歩 約30分
●各務原市ふれあいバス「興亜町」バス停より徒歩 約2分
●各務原市ふれあいバス「東海中央病院」バス停より徒歩 約5分
