生活訓練では『世界約330か所で展開しているクラブハウスモデル』を基に活動を行っています。
大きく分けて2つのユニットがあり、ゆうせんの運営を支える大切な役割を担う活動を行っています。
活動への参加は強制されるものではなく、個人の意思により自由に選択することができます。
活動を行いながらそれぞれのペースで目標を実現することもでき、また人間関係を築くこともできます。
ウエルカムワークユニット


電話対応やオリエンテーションをすることで、人と関係構築することができます。また、ゆうせんの環境整備や新メンバーのフォローなど、みんなが「ゆうせんに来たい」と思えるようにするユニットです。
<主な活動>
『電話番』『来客応対』『新メンバーへのフォロー』
『季刊誌の発行業務』『備品のチェックや買い出し』
『利用者の出欠状況の把握』
キッチンユニット


みんなの昼食を「安く・美味しく」作るのが主な仕事です。メニュー決めから参加して、みんなと一緒に作る喜び、達成感を味わいませんか?
>>毎日の献立はFacebook(https://www.facebook.com/ClubhouseYuusen/)
で報告しています。
<主な活動>
『メニュー決め』『買い出し』『調理』
『昼食の領主書作り』『昼食のブログ更新』
8:30
開所
9:00
朝のミーティング
9:15
各ユニットミーティング(役割分担)
12:00
昼食・休憩
13:00
皿洗い
13:15
ユニット活動
15:15
各ユニットミーティング(振り返り)
15:30
帰りのミーティング
15:45
活動終了 ~ 自由時間
17:00
閉所
Comment
一日の流れは決まっていますが、この通りに活動しなければならないということはありません。午前中で早退する人もいれば、午後から来所する人もいます。それぞれの体調に合わせて活動することができます。
その他の活動
月曜/15:45 ~ 16:15
ウォーキング
火曜/13:30 ~ 14:15
生活ハウスミーティング
火曜/15:40 ~
全体ハウスミーティング
(現在、活動中止)
第2、4木曜/13:30 ~ 14:30
PC教室
※クラブハウス国際基準を基に活動しているため、勉強会を行っています。
みんなで余暇の時間を楽しみ、交流するためにレクリエーションも行っています。
レクリエーションは、ユニット活動の終わった15:30以降の時間や、土曜日、日曜日、祝日に行っています。
新しいメンバーさんを歓迎する新人歓迎会、就職したメンバーさんも参加できるような夕食会や外出レクなど、いろんなイベントを行っております。


「ゆうせん」の生活訓練では過渡的雇用という期限付きの就労プログラムを実施しています。過渡的雇用では「ゆうせん」と契約した企業様に、利用者であるメンバーが働きに出向き、お給料を貰うことができます。
働くにあたっては、スタッフが同行しサポートするので、就労経験のない人やブランクのある人でも安心して挑戦することができます。過渡的雇用は就労期間が6 ~ 9か月と限定されており、様々な方が挑戦し、就労への自信を持って次のステップへ向かえるようになっています。
過渡的雇用プログラム協力企業様 紹介
●株式会社グリーンスマイル タイヤ屋グリーン(平成26年2月 ~)


職種:タイヤ・自動車整備店
仕事内容/工場内・駐車場の掃き掃除・トイレ清掃・ネットオークション出品作業など
勤務時間/火・金 11:30 ~ 12:00
お給料が支払われます。
最低賃金以上が保証されています。
クラブハウス国際開発センター(CI:Clubhouse International)が承認するクラブハウスになるためには、認定されている研修実施クラブハウス(Training Base)で3週間のメンバー・スタッフによる研修が必要です。
研修を実施しているクラブハウスは世界に12か所あります。(アメリカ5か所、ノルウェー、フィンランド、イギリス、香港、カナダ、オーストラリア、韓国)
「クラブハウスゆうせん」でも年に数回、研修や交流会へ参加しています。

ゆうせんに出会えて自分が変わったこと(Nさん)
私は、知的障がいがあり、療育手帳と精神保健福祉手帳を持っています。学校卒業後、高齢者のデイサービスで3年働いていました。
その後、知的障がい者の施設に2年間通っていましたが、対人関係がうまくいかずに辞めてしまいました。家にいながら他に通うところを探していたときに「クラブハウスゆうせん」を紹介されました。ゆうせんに見学をしたり体験実習をして、私の課題が見つかりました。「対人関係とコミュニケーションを上手く出来るようにする。」ということがわかりました。
ゆうせんに入って最初にウェルカムワークユニットに入りました。ウェルカムワークでは古紙再生でダンボールについたテープやシールなどをはがして業者さんに回収してもらいます。初めはどんな事をするのかさっぱり分からなかったのですが、他のメンバーさんに教えてもらいながらやるうちに楽しくなりました。やりがいがあり自分に自信をもってやれる仕事です。
ゆうせんに来て自分では明るくなったと思います。ゆうせんが楽しく、来てよかった、入ってよかったと思います。
みんなと楽しい会話ができたり、いろんなことで笑ったりして1日があっという間に終わってしまいます。
私の目標は、過渡的雇用で働く事です。ゆうせんのメンバーさんがやっているのを知って、「私も出来るかな」と思って、やってみたいと思いました。私は足が悪いので、体力をつけたいからです。またゆうせん内の人とコミュニケーションは取れますが、外の人の前だと固まってしまうので、そうならないようにゆうせんの外で働いて練習したいと思います。過渡的雇用では9か月間掃除を頑張ったり、お客さんがみえたら明るく挨拶をしていきたいと思います。今は自分に自信がないので、過渡的雇用をやって自信をつけたいと思います。
病気を経て、今(Yさん)
私は、30歳頃にうつ病になりました。きっかけは、当時契約社員で働いていた職場の環境がすべて変わったことがきっかけでした。しばらくして仕事をする事が困難になってしまい、1人暮らしを止め親元へ戻りました。その頃に、発達障害と判明しホッとしました。
就労A型などにチャレンジしましたが、再び環境の変化に戸惑ってしまい、やめてしまいました。その頃に「地域活動支援センターふらっと」を知り2年2か月通所した所で、ふとしたきっかけにより、クラブハウスゆうせんのほうへ行くことになりました。
最初の1か月は週5で来ることができていましたが、その後、月5日とかしか来れなくなっていました。スタッフと話をして、週2から始まって、今では週4通うことができています。
普段、キッチンユニットへ入っています。週3の午前中は、ブログ更新やパソコンでの作業を主にやっています。週2で昼食作りをしています。中々危なっかしい手つきですが、スタッフや他のメンバーさんの協力の元、苦手なコミュニケーションを取りながら調理をすることができています。
自分の今の課題は、環境の変化やコミュニケーションに戸惑わない事だと思っています。
事業所名 | クラブハウスゆうせん(生活訓練・就労継続B型) |
所在地 | 岐阜県各務原市那加門前町3-53 ニュー那加サンプラザ2A |
開所日 | 月曜日 ~ 金曜日 / 9:00 ~ 17:00(土日、祝日休み) |
連絡先 | TEL / FAX : 058-322-9236 |
事業所番号 | 2110500242 |